ブログに書くことがない。
もうそろそろ2023年の1/4が終わろうとしている。俺のあの初デートからもう一年経つのだ。え?いつの間に?
このブログも、マッチングアプリで何の成果も得られなかった話を書いて、ちんちんとたまたまとおしりの毛の話を書いたら、もう書くことが無くなっちゃった。
俺の人生とは?
別にイベントがなかったわけではない。
年始にはアークナイツのリアルイベントに一人寂しく行ってそれなりに楽しんで来たり、今月はめちゃくちゃお世話になっている先輩の結婚式があったり、親友と長岡に2泊3日の旅行に行ったりした。
そうだ、結婚式。もう似たようなことを散々書いた気もするが、その辺のことを書くか。
その世話になっている先輩というのは大学のサークル、アニメーション研究会(アニ研)の2個上の方である。俺はこの人に麻雀を教わり、キャッチボールをしたり、野球観戦をしたり、イベントのお手伝いをし、どころか地方のイベントの時には交通費まで出していただいて、去年は一緒に大島へ旅行に行ったり、まあ~ドえらいお世話になっているわけですよ、ええ。
で、今回めでたい席にお呼ばれされ、受付役までお任せいただいたと。(新婦側との受付役とはコミュ障の会話をしただけで終わりました)
有難いことですな。大変めでたいことです。
しかし、もう4回も結婚式に参加して、その中で今回強く思ったのは
みんなやることやっていた
これであった。
その結婚式には同じくアニメーション研究会の先輩方が何人かいらしてたんだが。
みんなやることやっていた
既に籍を入れていたり、彼女を作っていたり、同棲していたり。
実は高校から彼女いました♨などとぬかしおる。は?
まあどの方も情熱があって魅力溢れる方達ばかりであり、さもありなんと言われればさもありなんで、そらそうやろと言われればそらそうやろなんですが。
裏切ったな!俺を!
裏切ってくれましたなぁ……
そのアニ研というのは、オタクの集まる母校のオタサーということであるから、必然的に集まる人材と言えば、特に選りすぐりの、なんというか、まあ、他でもない俺のような煮詰まった精鋭ぞろいである。
特筆すべきはその留年率の高さ。俺は優秀な寄生先友達がいたし、実家暮らしで生活のマネジメントを受けていたからストレートで院までを卒業できたわけだが、1留、2留、卒業も危うい荒くれ者達がゴロゴロしているサークルなのだ。サークル内で留年ネタは鉄板である。『例:カイジたちのように、"4年"から"5年"へと進んでしまった者達っ……!ヨンゴー組っ……!』
酷い話では、ある入学年度のメンバーが全員留年したなる話を、OBとして参加した合宿(アッ!人生が進んでいないから参加するコミュニティを更新できないおじさんだッ!)で聞いた。
なぜこうもポンポン留年するのか。ポテンシャルエネルギーが低いから同じようなものを呼び寄せてしまうのか。スタンド使いは引かれあうのか。この留年率の高さは、大学サークルにおいていかがなものかと思わなくもない。後進の学業成就(進級をそう呼んでいいのか?)を祈るばかりである。
話を戻そう。しかし、このアニ研。俺にとってたいそう居心地がよかった!多様性がありつつ、いい人達ばかりなのである。ただちょっと授業に出ない人が多めなだけ。
俺はこの環境に安心していた。ずっと好きなことをやっていこうぜ。やらなくてもいいことなら、やらない。 やらなければいけないことは手短に。ゆるりとやっていきましょうや。そうさ、3次元なんてカンケーねえ。いいじゃないか2D… Dを一つ失う所から女は始まる。彼女を作るより推しを作れっ……!
そうだろ……!?
信じた結果がこのザマだ……
みんなやることをやっていた。ブルータスよ、お前もか。
クラナドは人生じゃなかったのか?アニ研に限らず、グラブルやらなんやらで知り合った人らも、みんな自分のヒロインを見つけてるじゃん。おめでとうございます。いつの間に?女侍らしながら古戦場走ってたんですか?
結婚という火は俺の足元をしっかり焼いていた。
マラソン大会一緒に走ろうって約束したじゃん!
試験勉強してねーわって言ってたじゃん!
「30まで童貞でいて魔法が使えるようになったら二次元に行こうぜ」って誓ったじゃん!?してなかったっけ!?
俺なんかもうこんなになってしまいましたよ
あはっ あはっ こんなになっちゃった.........
たはは
なっちゃったからにはもう...ネ...
なまじ、雀荘でセットする面子(これもアニ研員)の大半が俺と同じ価値観だっただけに対岸の火事よと安心しきっていたが、どうやら標本が偏っていただけらしい。ゴウランガ!
しかし、今更焦ろうにも凝り固まった価値観が俺の足を地に縫い付ける。
結婚したいという感情が一ミリも湧いてこない。他所は他所、ウチはウチなのだ。
あんたの価値観なんて偽物だ、思い出だって偽物だ、心は脳の信号なんだから、愛もみんなレプリカだ。
式の後、件の先輩からありがたくも「新婦の友達が婚活中らしいが、どうだ」などお声をかけていただくが、「俺は今すぐ結婚とかじゃないんすけど~」みたいなモニョモニョした返事をして普通に流れた。なーにやってだ。
漠然とした焦りからか、久々にマッチングアプリを立ち上げてみても、やっぱり食指が動かん。アニメ効果で「アークナイツ好き」のグループがめちゃくちゃ人数増えてる!と思ったら、女性数はほぼ変わってなかった。世知辛れぇー。
ミリしらシャニマスで誰が一番好き!?みたいなやつだったら無限に盛り上がれるんだけどな……。ルッキズムやめてぇー。
ならばせめて、まずは気軽に女友達を作ることから始めたいのに、30という年齢が重くのしかかりそれを許さないという状況を自覚した。同年代の女性はそんなスタンスじゃないのだ。婚活という戦争に身を置いてるわけ。冷やかしなら他所でやれというわけだ。さもありなん!
例えるならラスボスダンジョン前の村の、こんな村人Aみたいな僕だから女性経験値稼ぎがもう出来ねーんだわな。せめてこの海で泳がせて。
さあて進退窮まっているのを自覚した!なんとか女性経験値を積みたい。
とにかく女性と世間話をする機会を設けなければ。本当にそういう機会がないのだ。もともと人見知りしいなところに女性経験のなさが相まってダメ。ちんちん丸出しでエレクチオンさせながらの会話はできたが、あれは異常な状況でヤケクソになってたからできることである。我ながら順序が意味不明だ。
なんかないですか?デートアプリですか?マッチングアプリみたいな会うまでがめんどくさいのじゃなくて、風俗とかキャバクラとかそういう無限に金がかかるんじゃないやつで、ナンパとか逆立ちしても無理だし、酒が飲めないから出会いの場がかなり制限される。ただとにかく、とにかく俺のモチベが上がるやつで……!
何かしなければいけないが、何をしたらいいのか、まず何がしたいのかわからない。
人生の宿題に手を付けないまま夏休みが終わってアラサーという2学期が始まってしまったのだ。問題の大きさは留年どころではないのだ!
人生に迷った俺は心の故郷、オタクの聖地、秋葉原にいた。魂の帰還である。コイツいつも迷ってるな。
明言しておくが3月は12日の日曜。ゲーセンの後に行こうとしていた漫画喫茶は世知辛くも閉店しており、俺は遅い昼飯でも取ろうか?と手ごろな店を探して駅周辺をぶらついていた。そうしながら(そういえば、女性と話すと言えばメイド喫茶があったけど、あれは特殊空間過ぎてなんか違うんだよな多分)などと考えていたのだが、ふとある店が俺の目に留まったのだが……。
3か月ぶりに書くと楽しいもんだ。墓場まで持っていこうかと思っていた、しょうもない話をこの際書いてしまおう。ただ時間切れなので、待て次回。
その次回は、出来るとして再来週だろう。なぜなら今週土日はお馬さんに麻雀のギャンブル生活だから(最悪)