たかがリューシの文才で

歌えない・踊れない 悲しい”社畜”の物語

デートをしよう②

夏の走馬灯のような暑い日が続きますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

私は将来に対する漠然とした不安を抱えながらも特に行動を起こさず20代最後の夏休みを無駄に過ごし、オタオタしている間にとうとう三十路を歩み始めております。

ブログの更新も、大事なところで1か月以上も間を開けてしまいました。

で、これではいかんと重い筆を執った次第です。

さて、いよいよ皆さまお待ちかね、彼女いない歴=年齢=30歳となった男がマッチングアプリで初デートしたときの……

 

 

 

レポを……

 

 

 

かきあmしゅ!!!!!!!!

 

 

 

 

反省点①:まずは見た目を誉めよう

 

そうです!!!!こんな感じです!!!!

反省会です。まあそうだよね。

初デートでそんな上手くいくわけないんですよ。

トチリまくる29歳(当時)のオッサンをご照覧あれ。

 

『初デートに失敗するって、まあまあダメージあるな』

夜守コウ

 

 

 

さて、いけふくろうで待ち合わせ中、緊張でもう吐きそうになっている俺に声がかけられた。

もうドキドキがね、ピークを迎えたよね。なんたって初デートの相手よ?一体どんな女性なんだろうとね。

だから、結構すごいスピードで振り返ったと思うわ。ビビらせてしまったかもしれない。

で、ご対面と相成ったんですけどね。

 

まあ、そうね。第一印象。やっぱ結構、派手だなって感じだったんですね。

服装は連絡があった通り、ジーンズに革ジャンに緑の柄シャツ。で赤のスニーカーを履いてて、あと髪だな。パーマが当たって赤味がかっていた。

ファッションには疎いってレベルじゃないから、こういうのを何系って言うのかもわからないんだけど、なんかめっちゃカラフルだな~って感じ。(小学生並の感想)

でも気になってたピアスの拡張は全然大丈夫だった。そこは安心しました。逆に服装のカラフルさと合ってた気がする。

お顔は結構整ってて、ハーフ系?って感じだ。丸眼鏡もしていて、全身オシャレっすねという感じ。

胸も、まあ結構あるんじゃないですか(最悪)

よく俺みたいな「陰キャで御座い」って感じの男と会ってくれる気になったもんだ。

 

ってことで、会って最初になんか気の利いた一言を言えればよかったんだけどな。「初めましてリューシです」くらいしか言えなかった。

これは残念だったかな。あんま見たことないタイプだったので、ちょっと褒め方が分からなかったね。

今思えば、サラリと「服、似合ってますね」とか「センスありますね」とか言えればよかったのかもしれないけど、なんか無理に褒めても嘘くさくなるだけかな~とか考えちゃった。難しいね。

 

 

反省点②:ちゃんと名乗ろう

これだよね。結構デカめのやらかしポイントだったと思う。俺が最初に「リューシです」って名乗っちゃったから、向こうも「Uです」ってニックネームを返してきたんだけど、思えばここでもう本名を明かさなくちゃいけなかったんだよな。

ここで聞くタイミングを逃しちゃったから、最終的にお互いの本名を明かさないままだった。まさか俺も初デートの相手の本名を知らないまま終わると思ってなかったよね。

たださ、あんまり本名教えたくないよね。ましてやマッチングアプリで知り合った人にいきなり本名教えるの、怖くないですか?そこら辺のリテラシーが二人とも高かったのかもしれない。そう思うことにしよう。

 

反省点③:最初の会話の話題を考えておこう

とにもかくにも自己紹介(?)を済ませたので、さっそくカフェに向かいましょうと歩き出した俺たち。道すがら雑談をしなくちゃいけないんだけど、何を話すかはあんまり考えていなかった。そんなわけだから、「直前までマッチングアプリでしてたやり取り」をリアルでもそのまま続けようと思ったんだよな。まあそれ自体はそんなにおかしいことでもないのかなと思ったんだけど、肝心の話題が

 

雀荘でのマナー」

 

いや、雰囲気的にどうなんだろう?と思ったよね。マナーに厳しい雀荘だと「発声→晒す→打牌→鳴いた牌を持ってくる」だと怒られるって話から始まるデートってなんだよ。

まあ本名すら名乗ってない状況で、いきなりプライベートに踏み込んだ話するのも違うかなとか思ってさ……

でも、「セットとか行くんですか?」的な話から、お相手の交友関係を聞く感じに持っていけたので、そこは良かった。他にも、ギャンブル癖があるか?とか、オカルト的な考え方をするか?とかもわかるので、意外と麻雀って話題としては悪くないなと思った。

デートの雰囲気は全く良くならないけど。

ちなみに俺は持ちネタのグラブルで世話になった朝倉プロが近くの雀荘に来るって見かけたので、下調べもせずに行ったらピンで、そんなレートで打ったことないから頭真っ白になって点数計算吹っ飛んだ挙句、人見知りが発動してロクに挨拶できなかった」話をしました。

すいませんでした。

 

反省点④:行き先をきちんと調べよう

マジかよって感じの反省なんだけど、マジです。

カフェをどこにするかの候補を調べておいたはいいけど、あんまり正確な位置を把握してなかった。ストリートビューとかでちゃんと見ておくんだったな。

そのカフェってのが、サンシャイン近くにある豊島区立南池袋公園にあるわけ。そこは行ったことなかったけど、見たことはあったから、なんとなくあの辺りだろ~で歩いてたんだけど、途中で曲がる道を間違えてしまいました。

それでお相手から「え、そこのカフェなら行ったことありますけど、こっちの方ですよ」って言われて「ええ~マジっすか~」とか言いながら案内してもらった。

ダサすぎる。

「男が車道側を歩く」とかそういうレベルじゃなくて、女性に先導されてしまった。そんなことあるかよ。

ああ~こりゃ終わったなと思ったね。

 

反省点⑤:スマートに支払いをしよう

俺はデートなんぞしたことがないし、友達と何か飲んで駄弁るとなったら大体ファミレスのドリンクバー。偶にあってもスタバ以外のチェーン店くらい。

だからチェーン店以外のカフェなんてほとんど入ったことなかったんだよね。

デート会場にしたカフェは公園の中にあって、屋外の席もいっぱいあって開放的な感じで、間違いなく今まで入ったことないタイプだった。なんと呼ぶかはわからないけど、オシャレ系でしたね(貧弱な語彙)。俺はあまりにオシャレなカフェに慣れてなさ過ぎて、どこが入り口で、どこがレジで、みたいなことすら一瞬分からなかったよね。

とにかく、注文をしなければということで、飲み物と、何か食べますかって事でホットドックを頼むことにした。昼は食べてからのつもりの時間指定だったけど、結局俺は緊張で食べてなかったし、向こうも食べられるということでね。

それで、まあ前の記事で書いたように、俺は見栄を張ってプロフに「初回デート費用は男が払う」と書いたんだから2人分のお会計を全額払おうと思った。向こうも財布だしてくれてたけど、まあね。

それにしても、高い!高いな!オシャレカフェのオシャレ代を無礼てたわ。飲み物とホットドック2人分で3000円超って何?とんでもねえな。1人分ですら払いたくない。

兎に角お支払いをしようと思ったんだけど、そこでもやらかした。レジが俺の入れてる電子マネーに対応してなかったから慌てて現金で払おうとしたら、財布から1000円札が一枚すっ飛んで落ちてしまって、お相手に拾わせてしまった。

これもやばかったな。スマートさの欠片もねえ~。

 

教訓:オシャレカフェはLinePayとかPayPayとかしか使えなかったりするからアプリ入れてチャージしておけ

 

反省点⑥:トーク力を磨こう

午前の天気は小雨だったけど、昼から止んでいたので、どうせなら公園を臨める外の席にしましょうかといって、お相手と並んで席に着いた。そこからこのデートの本番というか、一番の目的である、お互いのことを話して相性を確かめるフェーズに入った。

ホットドックを齧りながら、コロナ流行ってますけど最近どうですか、的な話とか、お仕事何してますか、とか、趣味とか、やりたいこととかを話しました。

でもまあ、そこまでは盛り上がらなかったかな~。なんだろう。原因はわからないけど、もっと聞き役に徹した方がよかったのかな?向こうがやりとりを楽しんでるのか全然わからなかった。俺は結構反射的に余計な相槌入れがちだし、何より話題があちこち飛びがちだから、真面目に世間話をするのって結構苦手だな~と思いました。

 

あとエサ目当てでそこらを飛びまくってる鳩に結構ビビってた。小学生のころ、カラスに糞を帽子に落とされて以来、頭の上を鳥が飛んでると落ち着かないんだよな。

 

反省点⑦:天気を考慮しよう

話しているうちに雨がまた降り始めてきてしまったので、屋根付きの席に避難することになった。天気が悪いことはわかってたんだから、最初から屋内のカフェにすればよかったね。

 

そこからも暫く話をして、店に入ってから丁度1時間くらい経ったかな。食べ物も飲み物もなくなってしまって、じゃあこの後どうします?となった。

俺としては、話してみた印象的に良くも悪くもなくて、ただもうちょっとハッキリした手応えを掴みたいなとは思っていたので「追加で何か頼みます?」と聞いてみた。それで「この後予定があるんで……」とか言われたら試合終了だなって覚悟してたけど、「いいですよ」と言ってもらえたので、どうやら足切りはクリアしたらしい。それはよかった。

 

ただ、席が混んできていたから河岸は変えるかという話になり、ただ、今から別のカフェを探して入りなおすのもね、でもどうしようか的な空気になったので、

 

反省点⑧:

 

 

初デートでゲーセンに行くな!!

ゲーセン行きますかって提案しちゃったんだけど、どうだろうな~!!

カフェの道間違えて案内させて、財布から千円落として拾わせて、初デートでゲーセンに行く男!どうだろうな~!!

まあOKもらえたので行ったんですけどね。なんでもありかよ。

でもほら、ひなビタとDDRで話が合って始まった関係だからさ!

というのは半分建前で、一回でいいから女連れでゲーセン行くやつやりたかったんだよな(最悪)

長年の夢が叶いました。

 

 

反省点⑨:でもDDRは汗だくになるからやめとけ

俺は汗かきキモオタなのでDDRやると一瞬で引くほど汗だくになる。だから、百歩譲ってゲーセン行くのはいいけど、やるべきはUFOキャッチャーとかであって、絶対にDDRだけはデートでやるべきじゃないよな。でもやってしまいました。

DDRやってる人間がゲーセン行ったらそりゃDDRやるでしょ、なのはそう。

どころか、当時は(MonkeyBusinessのDP見せてもらって勉強させてもらおうかな)と本気で思ってたんだ。まあ当然のことながらSPの2人プレイになった。そりゃそうだよね。女性がDPしてるのを男が後ろ見してるってどういうデートだよ。女連れでゲーセン行ったことないから発想がやばすぎた。

 

それにしても、俺がDDRのクレジットを2人分払おうとするのを頑なに断られたのはよく覚えている。カフェは奢られてもクレジットは奢られまいとするその姿勢に音ゲーマーとしての矜持を感じました(?)

 

で、DDR自体は俺が汗だくになったこと以外は特にトラブルもなく終わった。せっかくセットした髪も汗でぐちゃぐちゃで、銀座の美容院のニーチャンも泣いてるぜ。

 

本題から逸れた音ゲーの話なんだけど、向こうの方が腕前(脚前?)が上だと思ってた割に俺の方がスコアが上で、(DPガチ勢だからSPは逆にできなかったりするもんなのかな)とか思ってたんだけど。つい最近になってその疑問が氷解した。

これについては読者諸兄にお詫びしなくてはいけない。以前の記事でUさんが「Monkey Businessの赤クリアできます」と言ったのに対して、アホな俺は『難易度13クリアできる女おりゅ?』みたいなこと書いたんだけど

 


Monkey BusinessのDP赤は難易度10でした

 

Jubeatの難易度が緑→黄→赤の順で上がっていくのと混同してしまった。申し訳ありませんでした。難易度10程度なら今の俺のゾンビダンスで90万点以上を狙えるし、中にはフルコンしてる曲もある。そのくらいの難易度でした。

いやー動画まで貼って結構大げさに書いちゃったな~

 

 

余裕でクリア失敗しました。なんだこの譜面。これクリアできる女おりゅ?

 

閑話休題

汗だくになった俺を「え……大丈夫ですか?」と若干引きながら心配してくれるUさんに平常運転ですと答え、そうは言っても1クレで止めときましょうかとなった。すぐにネタが無くなってしまって、他の機種を遊びませんか?となったけど、Jubeatは置いてないし、QMAなんかも置いてない。

一応、他にやってる音ゲーオンゲキってのがあるにはあったんだけど……

 

オンゲキって、キービジュがこんなで、

 

こんな格好したキャラを操作しながら、

 

 

台パンや壁ドンをしまくるという、絵面が終わっているゲームなので、汗だくである状況も加味して鉄ダマだと判断しました。

いや、オンゲキ楽しいんだけどね……。良い曲多いし……。

 

その代わり、Uさんはどうやらポップン歴があったようで、遊んでみたらどうですかと勧められて、何故か俺が汗だくのままソロプレイをすることになりました。

これはマジで謎。お互いDDRのせいで脳に酸素が行ってなかったのかもしれない。

 

そういう感じで、まあひと通り遊んだかなって事で、池袋駅まで一緒に戻って、そこで解散することにしました。

 

…………

 

そのまま解散しました。

 

反省点⑩:連絡先を交換しよう

はい。連絡先は交換しませんでした。

これはね。デート中に(イマイチ盛り上がらんな~)とは思っていて、だから、

向こうから次回を仄めかすような好意的アクションが確認出来たら切り出そう。

と考えてたんだよね。でも、最後までそれがなかったんだよな。

うーん。最後まで掴み切れない感じがありましたね。難しかったです。

 

その後は晩飯を愚妹と食って終わりました。今日あった話をして「ウチって父と母がアレだろ?だから結婚生活に希望を持てねえんだよな~ウンウン」という話で盛り上がりましたね。

でもここで「私も結婚とか考えられないわ~」とか言っていた愚妹がその後しっかり彼氏を作って別れてをしていたのが最近明らかになったので、あいつやっぱ信用ならんわ。

 

以上、初デートの話でした。

読者諸兄も10個の反省点をぜひ反面教師にしていただきたい。

 

向こうがこちらのことをどう思ってたかはよくわからなくて、その後ちょっとしたメッセージが来はした。一応返信はしたんだけど、特に何もなく終わっちゃいました。そのタイミングで2度目を誘ったら行けたかもしれない。でもちょっと面倒くさくなってしまってましたね。会ってやるネタも思いつかなかったしなー。

 

マッチングアプリ自体はそれ以降もすこし頑張ってはいて、悪名高いTinderに手を出してやべー世界だなとなり、Pairsの電話デートなる機能にも手を出してみて、まあこれは超絶最悪な感じだった。そこら辺をブログに書くかはわからない。

だけど、結局のところ今現在は完全にストップしてしまっているな。

 

周りはガンガン結婚したり同棲始めたりして、30になっちゃったし焦るは焦るんだけど、1回デートをして、やっぱ趣味は合ってもかなり疲れるな~と思ってしまったのがモチベの低下としてありますね。いや疲れたのはDDRしたからだろという話ではなく。精神的にね。

デートですらもう暫くはいいかなってレベルで疲れるのに、その先の付き合うやら同棲やら結婚やらなんてちょっと想像もできませんね。みんなすごいですよ。こういった障害を乗り越えられるのが愛の力なんでしょうか。

 

もうちょい気楽な感じでやれるアプリがないかとかは探してみるつもり、かも、知れない。おすすめの何かしらがあったら教えてください。

ひとまず、ここまでのお付き合いありがとうございました。